朝の翼|5分で整う野鳥トリビアと教訓

光がつくる色の不思議
朝の川辺を歩いていたら、ひとすじの青が水面をすべっていきました。カワセミです。小さな体に、まぶしいほどの青い羽。思わず息をのむほどきれいで、「どうしてこんなに青いんだろう」って、立ち止まってしまいました。
でも実は、カワセミの羽には青い色素がまったく入っていないんです。あの色は、羽の中にある細かな構造が光を反射して見せている構造色。つまり、「青く塗られている」んじゃなくて、「光の当たり方で青く見えている」だけ。



日陰では少し鈍く、太陽が差すと一瞬で輝きを取り戻す。変わるのは、鳥じゃなくて光の角度なんですよね。なんだか、人もそうかもしれません。無理に明るくしようとしなくても、少し角度を変えれば、ちゃんと光ることがある。
頑張りすぎて空回りする朝は、「光の当たり方を変えよう」って思い出すだけで、少し気が楽になります。カワセミの青は、作りこんだ輝きじゃなくて、自然のままに光を受けとめているだけ。だからこそ、あんなに美しいのかもしれません。
——今日のひとこと:
無理に輝こうとしなくても、光の角度が変われば見え方も変わる。
パズミーのカワセミ

手のひらの中で、あの青を感じられる小さなアート。光にかざすと、少しだけ“本物のカワセミ”の気分になれます。
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